子供とひまわり写真の撮り方

 みなさんこんにちは。8月の猛暑真っただ中、暑さに喘いでおられる方も多いかと思いますがいかがお過ごしでしょうか。2020年8月現在ではコロナウイルスの影響から気軽に写真撮影に出かけられる状況ではありませんが、今回はひまわり写真の作例を紹介したいと思います。

まずは定番。1輪のひまわりに目をつけて、背景を空にしてみたりひまわり畑にしてみたりします。何を背景にしても黄色が際立って見えるので、非常に綺麗に撮りやすい被写体だと思います。

f4.8 1/640秒 ISO250 +2.7 35mm換算217mm

 ひまわりは明るく元気が良い雰囲気が似合うと思うので、明るさはプラス補正しています。あと、ひまわり畑ということで、たくさんのひまわりを画面に入れるために望遠で撮ることで圧縮効果を狙います。望遠で撮るメリットとして、画角が狭くなるので余計なものが映り込まずに済みやすいことが挙げられます。あと、真ん中あたりのひまわりにピントを合わせることで、前ボケと後ろボケ両方あることで印象的な写真に仕上がります。

ひまわり写真を撮るポイント
・明るさは大胆にプラス補正
・望遠で撮ることで圧縮効果を狙う
・ピントは画面真ん中のひまわりに合わせる

次は子供とひまわりの写真です。

f1.8 1/5000秒 ISO250 +2ステップ 35mm換算52mm

 

 ぜひ子供の写真を撮るときは、子供に動きをつけさせてみてください。自然な笑顔が引き出せますよ。走るとブレやすいので、シャッタースピードは1/1000秒以上は確保したいです。あと連写しましょう。連写することで、子供の良い表情を捉えられる確率がぐんと上がります。ここでは妻と「よーいどん!」で僕のほうに走ってきてもらっています。妻には頑張って走ってもらってフレームアウトしてもらいます(笑)

 作例はISO200ですが、シャッタースピードが十分確保できているので、ISOをまだ下げる余地があったかもしれませんし、f値も少し絞っても良かったかも?

f1.8 1/2000秒 ISO200 +2.7ステップ 35mm換算52mm

 動きの別シーンですが、ワンピースやスカートであれば、回ってみるだけで動きが出ます。 
 蛇足ですが女の子や女性を撮るときにはぜひ白いワンピースで撮ってみてください。白い服はレフ板の役割を果たすだけでなく、黄色いひまわりや青い空との相性バッチリです。

f4.8 1/500秒 ISO200 +2.7ステップ 35mm換算232mm  

 ひまわりは背が高いので子供だけこうして顔を出すことは不可能です。そこで、妻が娘を肩車して顔だけ出るように高さを調整しています。望遠で撮ることで、先述の通り圧縮効果によって、たくさんのひまわりの中にいる感じになります。

 以上、ひまわりの撮り方について解説してきましたがいかがでしたでしょうか。皆さんの参考になれば幸いです。

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