皆さんこんにちは。
コスモスの写真を撮りたいとき、機材を増やすことでどのような写真が撮れるようになるのか解説していきます。
なお、基本的な撮り方についてはこちらをご参照ください。
皆さんこんにちは。 一眼レフでコスモスを撮ろうと思っても、どのように撮ればうまく撮れるのか悩む方も多いのではないでしょうか?せっかくの一眼レフ。色々な設定を駆使して綺麗な写真を撮りましょう! この記事では、コ[…]
望遠レンズ
花畑で写真を撮るときに、望遠レンズは必携です。
広角レンズだとどうしても撮る範囲が広くなるので、余計なものが入りやすくなってしまいます。例えば、背景の建物や自分たちと関係ない人たちなどです。望遠レンズであれば景色の一部を切り取って撮ることができるので、余計なものが入りにくいです。
加えて、望遠レンズの特徴に圧縮効果というものがあります。基本的に望遠レンズは被写体から離れて撮りますが、その間にあるものがギュッと集まって写真に納まるので、花がたくさん入り込んでとても綺麗な写真になります。
もう一つは、前ボケを入れやすいということです。離れて撮るので被写体よりもカメラに近い花は大きくボケるので、背景にある後ろボケと手前にある前ボケとで、幻想的な雰囲気になります。
ちなみにこちらの写真を撮った状況は次の感じです。
被写体から10mくらい?離れています。
上の写真は子どもが被写体になっているので子供が入るスペースが必要になります。そのため、そのスペース分の花はないわけです。
一面の花畑を望遠レンズで撮ると圧縮効果によって密集した雰囲気になります。
望遠レンズで撮る場合はブレやすくなるので、f値やISOを調整してしっかりとブレ対策しましょう!
広角レンズ
広角レンズで撮る場合は、ある程度の花畑の広さは必要になります。しかし画角に納まるのであれば、広角レンズ特有のゆがみによって見た目以上に広がりのある写真を撮ることができます。
広角レンズは中心はゆがみにくく、周辺は伸びる傾向にあります。もし人物を入れる場合は、中心に人物の顔を入れるようにしましょう。一方で手や足を写真の端の方に入れることで手足を長く映すことが可能です。
また、写る花々全体にピントを合わせる場合にはf値を絞るようにしてください。
ストロボ
ストロボは人物がや商品写真を撮るときに使うことが多いイメージもありますが、花撮影にも役立ちます。
ストロボを使うと光源が増えるので、影を減らしたり暗いところを明るく持ち上げたり、あえて一部分だけ明るくしたりできます。
現像ソフト
現像ソフトを使うと色合いや明るさなどを調整できます。
特に暗くなったところを明るく持ち上げられたり、明るすぎるところを少し自然に戻すといった調整は重宝しています。
私はNikonのカメラを使っているので、無料のNX-Dというソフトを使っています。もちろん有料ソフトには劣ると思いますが、これだけでもできることはたくさんあるのでよく使っています。
(このページで紹介している今までの画像はRAW現像はしてません)
現像前 現像後
以上、皆さんの参考になれば幸いです!