カントリーマアムは各種のいちご味とコラボしていますが、先日たまたま2つの味を手にすることができたので比較検討してみることにします。
ちなみに本記事では農協さんのホームページからの引用などあり、「いちご」の表記がひらがなと漢字が混在しています。
農協さんのホームページからの引用はもちろんそのままの表記ですし、一般的ないちごを表現したい場合は「いちご」とひらがなで表記しています。
また、カントリーマアムの商品として「濃姫いちご」とひらがな、「あまおう苺」と漢字で表記されているのでそのまま表記しています。
過去記事のそれぞれのレビューは、偏見を除外するためにそれぞれのいちごの特徴はあえて下調べせずに食べています。
今回2つの味を比較するにあたって、いちごの特徴を調べてみました。
それぞれのいちごの特徴
濃姫いちご
まずは濃姫いちご。
イチゴは江戸時代の末期にオランダ人によって日本に伝えられたと言われていますが、本格的に作られるようになったのは明治時代に入ってからです。 岐阜県では主に「濃姫」と「美濃娘」の2品種が栽培されています。どちらも岐阜県で育種された品種で、「濃姫」は甘みが強くて大粒で口どけがいいので生食用として人気があります。「美濃娘」は果皮色とツヤが優れていて、果実は硬めで食味が良いのが特徴で、生食用だけでなくケーキなどの業務用としても人気のある才色兼備の品種です。
引用:JAぎふ
濃姫だけでなく、美濃娘という品種も育てておられるみたいです。
濃姫いちごは甘みが強いというのが特徴のようです。
あまおう
続けてはあまおう苺。
福岡県限定のいちご!濃い甘みの中にほのかな酸味が愉しめる「博多あまおう」
引用:JA全農ふくれん
あまおうは甘みの赤に酸味もあるのが特徴のようです。
そしてJA全農ふくれんさんのHPにはあまおうの名前の由来も説明されていました。
「甘い」「丸い」「大きい」「うまい」の頭文字をとってあまおうだそうです。なるほど。
以上それぞれの特徴を踏まえたうえで実食です。
食べた感想
濃姫いちご味
JAさんの説明によると、甘さが特徴とのことでした。
チョコチップにホワイトチョコも入っているからか、非常に甘いです。
味としては苺ミルクのジュースに近いところがあるかもしれません。
ミルキーな甘さの後からいちごの甘さが追ってくるような印象です。
甘い×甘いが必ずしも邪魔せず、口の中で時間差があったり、ミルキーな甘さといちごの甘さのギャップがあったりと、しつこい甘さではなく楽しめる甘さです。
味の引きも良いです。
あまおう苺味
JAさんの説明によると、甘さの中に酸味があるとのことでした。
ただそれはあくまでいちご自体の特徴であって、カントリーマアムのコラボとしては、
旬の時期に手摘みし苺の風味を逃がさない様に凍結したあまおう苺の果汁とあまおう苺のコンフィチュールを生地に練り込み、丁寧に焼き上げた季節限定のカントリーマアムです。
引用:公式HP
とあるので、コンフィチュール自体がフルーツ以外の要素を加えているとのことなので、いったい何を加えているかで味も大きく左右されるようにも思います。
食べてみますと、当たり前ですがいちご味です。コンフィチュールが入っているということもあってか、一部一部にいちごの果肉が入っているのかと思うような味の濃い部分があります。
苦みに近いような味わいがあります。苦いと表現すると美味しくないようにも感じてしまうかもしれませんが、決してそうではありません。いちご味に深いコクをもたらしてくれています。
この味わいはコンフィチュールによるものでしょうか。
結論
それぞれを単品で食べるよりも比較しながら食べる方が新たな発見があったようにも思います。
それぞれのいちごの特徴を予備知識として備えてから実食しましたが、結局はそれぞれのいちごの特徴が最大限に表現されているわけではないように感じます。
むしろ、それぞれのいちごの特徴を捉えたうえでバランスを見ながら他の味わいと掛け合わせて総合的な味を表現しているものでした。
間違いなく、ただのいちご味のコラボ商品ではなく1つ1つが特徴を生かした、違いのある味わいがあることが良く分かりました。
カントリーマアム、さすがです!
ちなみに、それぞれのレビューはこちらまで。
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